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2025年03月24日
新規飽和脂肪鎖生成機構を解明
薬学部の渡辺賢二教授、佐藤道大准教授のグループは、多くの生物が持つ飽和脂肪鎖の生成において新しい生合成メカニズムを見出し報告しました。本成果は、化学分野において最も権威のある国際化学雑誌『Journal of the American Chemical Society』(Impact Factor: 14.5) 電子版に3月20日付けで掲載されました。
2025年03月21日
天然物に進化の形跡を発見?天然物進化論?
薬学部の渡辺賢二教授、岸本真治講師のグループは、抗生物質のような天然有機化合物に進化の形跡を見出し報告しました。本成果は、化学分野において最も権威のある国際化学雑誌『Journal of the American Chemical Society』(Impact Factor: 14.5) 電子版に3月18日付けで掲載されました。
2025年02月22日
日本最大級の体細胞モザイクと関節リウマチの関連解析(共同プレスリリース)
理化学研究所(理研)生命医科学研究センターゲノム解析応用研究チームの寺尾知可史チームリーダー(静岡県立総合病院臨床研究部免疫研究部長、静岡県立大学薬学部ゲノム病態解析分野特任教授)らの国際共同研究グループは、全身性自己免疫疾患である関節リウマチ(RA)の末梢血DNAから後天的なDNA変異である体細胞モザイクを同定し、体細胞モザイクが高齢発症関節リウマチ(LORA)のリスク因子となることを発見しました。
2024年10月17日
遺伝性脳小血管病を促す変異タンパク質蓄積の機構解明(共同プレスリリース)
千葉大学大学院薬学研究院の伊藤素行教授と鈴木翔大日本学術振興会特別研究員PD(受入機関:千葉大学)、静岡県立大学大学院薬学研究院の竹内英之教授らの研究チームは、遺伝性脳小血管病CADASILの原因として知られるNOTCH3変異型タンパク質の蓄積に、糖鎖修飾酵素Radical fringe(RFNG)が寄与することを世界に先駆けて発見しました。
2024年09月30日
日本人女性における骨盤臓器脱の遺伝的素因を発見(共同プレスリリース)
琉球大学大学院医学研究科先進ゲノム検査医学講座の松波雅俊助教、今村美菜子准教授、前田士郎教授、システム生理学講座の宮里実教授、腎泌尿器外科学講座の芦刈明日香助教、理化学研究所の寺尾知可史チームリーダー(静岡県立総合病院免疫研究部長、静岡県立大学薬学部特任教授)らの研究チームによる研究成果が、Communications Biologyのオンライン版に掲載されました。
2024年07月31日
鉄硫黄タンパク質が触媒する[4+2]環化付加反応(共同プレスリリース)
理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター天然物生合成研究ユニットの高橋俊二ユニットリーダー、テイ?ウ基礎科学特別研究員、坂井克行特別研究員、静岡県立大学薬学部の滝田良教授らの共同研究グループは、天然物の生合成において、鉄硫黄タンパク質(Fe-Sタンパク質)がルイス酸(Lewis acid)触媒として機能し、[4+2]環化付加反応(ディールス?アルダー反応)を促進することを発見しました。
2024年06月19日
冠攣縮性狭心症と心筋梗塞での死亡率との関連を解析(共同プレスリリース)
理化学研究所(理研)生命医科学研究センターゲノム解析応用研究チームの寺尾知可史チームリーダー(静岡県立総合病院免疫研究部長、静岡県立大学特任教授)らの共同研究グループは、日本人の「冠攣縮性(かんれんしゅくせい)狭心症」を対象にした大規模なゲノムワイド関連解析(GWAS)を行い、冠攣縮性狭心症の病態に関わる重要な疾患感受性領域(遺伝子座)を同定しました。
2024年05月21日
日本人高齢者の膝伸展筋力のゲノムワイド関連解析(共同プレスリリース)
理化学研究所(理研)生命医科学研究センターゲノム解析応用研究チームの伊藤修司客員研究員(島根大学医学部整形外科学講座助教)、寺尾知可史チームリーダー(静岡県立総合病院免疫研究部長、静岡県立大学特任教授)らの共同研究グループは、日本人高齢者における膝伸展(ひざしんてん)筋力のゲノムワイド関連解析(GWAS)を行い、下肢筋力に関連する領域を同定しました。
2024年05月09日
高安病と潰瘍性大腸炎の病態形成機構の解明へ(共同プレスリリース)
理化学研究所(理研)の寺尾知可史チームリーダー(静岡県立総合病院臨床研究部免疫研究部長、静岡県立大学薬学部ゲノム病態解析講座特任教授)、石川優樹研究員らの共同研究グループは、潰瘍性大腸炎(UC)の特異的自己抗体である抗インテグリンαvβ6抗体が、高安病(TAK)患者においてもわずかに認められることから、本抗体による共通の病態形成機構への関与が疑われましたが、予想に反して高安病の遺伝的リスクや合併症と本抗体の存在に有意な関連がないことを発見しました。
2024年04月19日
AIによる高機能化酵素の創出に成功
本学薬学部の渡辺賢二教授、橋本博教授と、国立研究開発法人産業技術総合研究所?齋藤裕主任研究員のグループは、フラビン依存性酸化酵素においてこれまでに見られない触媒反応をAIにより設計創出し高機能化を達成しました。本成果は、化学触媒分野において最も権威のある国際化学雑誌『ACS Catalysis』(Impact Factor: 13.700) 電子版に4月18日付けで掲載されました。
2024年04月18日
全ゲノム解析で明らかになる日本人の遺伝的起源と特徴(共同プレスリリース)
理化学研究所(理研)の寺尾知可史チームリーダー(静岡県立総合病院臨床研究部免疫研究部長、静岡県立大学薬学部ゲノム病態解析講座特任教授)らの共同研究グループは、大規模な日本人の全ゲノムシークエンス(WGS)情報を分析し、日本人集団の遺伝的構造、ネアンデルタール人およびデニソワ人由来のDNAと病気の関連性、そしてゲノムの自然選択が影響を及ぼしている領域を複数発見しました。